獺祭で有名な、山口県の旭酒造さんのご紹介をさせていただきます。
山口県岩国市周東町の旭酒造さんは、200年以上の伝統を持つ普通酒「旭富士」を捨て、苦闘の末に造った純米大吟醸酒「獺祭」を引っ提げて1990年に東京進出されました。
92年には、今や看板商品にのし上がった「磨き二割三分」を製品化し、ご存知の様に快進撃が始まリました。
桜井博志社長が父親の後を継いだ84年(34歳)当時、同社の年間生産量(9月期決算)は126kl(1.8リットル入り一升瓶換算で7万本)、売上高は9700万円。
桜井社長は当時(84年)を振り返り「売り上げは前年の85%に落ち込み、事実上の倒産状態。廃業寸前だった。」と仰られています。
それが2010年には776kl(43万本、13億円)、11年1011kl(56万本、16.5億円)、12年1447kl(80万本、25億円)へと急拡大!
13年は2052kl(114万本、39億円)とさらに販売量を伸ばし、旭酒造の最近の売れ行きは突出しておられます。